2007年07月24日

YES [DRAMA]

Drama

中期イエスの作品。この時期はヴォーカルのジョン・アンダーソンはいないし、トニー・ケイもリック・ウェイクマンもいない。あらたに加わったトレヴァー・ホーンとジェフ・ダウンズのバグルズ組が気を吐いている。トレヴァー・ホーンはジョン・アンダーソンに物凄く声が似てて驚き。一般に評判は悪い時期だけど僕はこの作品は好きだ。スティーヴ・ハウも神経質なギター・ワーク健在で誰にも真似できない音を出してるし、クリス・スクワイアの軽やかなベースも素晴らしい。例えば全盛期のメンバーで録った“Tales From Topographic Oceans”よりも数段素晴らしい作品だと思う。

(1998年 12月)
posted by zoetron at 00:07| ROCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MARK STEWART [AS THE VENNER OF DEMOCRACY STARTS TO FADE]

As the Veneer of Democracy Starts to Fade

POP GROUP時代からずっと刺激的な音楽を続けているマーク・ステュワートのソロ。自分のバンド、マフィアとの作品も強烈だったけど、こっちも凄い。エイドリアン・シャーウッドのズタズタにビートを引き裂くダブ・サウンドが時空が歪んだような感覚を与える。MINISTRY,NIN,SKINNY PUPPYに引き継がれるインダストリアルな手触りと洗練され過ぎていない故の暴力的なプロダクション。これもひとつの究極のロック。

(1998年 12月)
posted by zoetron at 00:06| ROCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CAT POWER [MOON PIX]

Moon Pix

最近寝る時によく聞いてた。ダウナーで気持ちが良かった。シド・バレットやニック・ドレイクのソロに通じる内省的な雰囲気があって好き。バックをオーストラリアのダーティ・スリーというバンドがやってて、彼等がまたニュアンスのある演奏で彼女の歌世界を演出してる。ボーナス・トラックとして“SEA OF LOVE”のカバーをやっている。それも彼女の世界になっていて面白い。

(1998年 12月)
posted by zoetron at 00:04| ROCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DEAD KENNEDYS [FRESH”FRUIT FOR ROTTING VEGITABLES]

Fresh Fruit for Rotting Vegetables: Special 25th Anniversary Edition

不気味に明るい“KILL THE POOR”,タイトルからして才能を感じる“HOLIDAY IN CAMBODIA”、そしてなぜかエルヴィスのカバー“VIVA LAS VEGAS”と侮れない曲がたくさん入ったアルバム。ジェロ・ビアフラの芸風はもうこの時点で完成されてて、アジテーション・ヴォーカリストとして個性的。このバンドは妙なアッパー感があって面白い。恐ろしい程、演奏はヨレヨレだけどね。

(1998年 12月)
posted by zoetron at 00:02| ROCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DR.FEELGOOD [DOWN BY THE JETTY]

Down by the Jetty

いさぎ良い音。3コード。突っ込み気味の8ビート。冴えないルックス。全てがそろった男のバンド。パブ・ロックと言われて最初に想像する音No.1。イアン・デューリーみたいにオシャレで気が利いてない。猪突猛進。でもこれが時に必要なんだよね。イアン・デューリーは大好きだけど、このバンドと同じ枠で括られてるのは謎。音楽的には全く違うからね。

(1998年 12月)
posted by zoetron at 00:01| ROCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SHELLAC [TERRAFORM]

Terraform

アルビニのバンドの2作目。全ての中で最も僕が聴きたかった新作。入手した時は、それだけで感動した。聴かなくてもいいかも、と思ったぐらい。買ったその日は、聴かずに数日してから改めて聴いてみた。唸った。奴らはほとんど禅の深みに達していた。異常に研ぎすまされていて無駄なものは削ぎ落とされてひたすら身を切るようなサウンドが続く。この作品は僕はあえて誰にも勧めない。僕にしかわからないんじゃないか、と思うくらい。

(1998年 12月)
posted by zoetron at 00:00| ROCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月23日

KILLING JOKE [REVELATIONS]

Revelations

コニー・プランクがプロデュースした彼等の3枚目の作品。彼等の初期の音は薄っぺらでスカスカなんだけど、無気味なアッパー感があって、それが非常に彼等をオリジナルな存在にしてると思うんだけど、この作品もやはり同じことが言えると思う。コニー・プランクのソリッドな音の中でも独特のあの薄っぺらい感じは残ってて、面白い。しかし彼等はよくこういう非音楽的アプローチでこれだけ曲を作って来たよなー。彼等の存在理由の中に既存のイディオムに従わないというルールがあったんだろうね。この後の“FIRE DANCES”でこの異常な雰囲気は頂点に達して、一度失速して、“EXTREMITIES,DIRT AND VARIOUS REPRESSED EMOTIONS”ではさらに強力な骨格を手に入れて戻ってくるんだから、このバンドの生命力は恐ろしいよ。

(1998年 12月)
posted by zoetron at 23:58| ROCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MINUTEMEN [THE PUNCH LINE]

The Punch Line

妙に力が抜けてて面白いバンド。これもハードコアの一つの形。デッド・ケネディーズほど、8ビートなノリが無くて、ちょっとファンキーな雰囲気もあって面白い。また曲の短さが潔くていいね。

(1998年 12月)
posted by zoetron at 23:57| ROCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ROBERT POLLARD [WAVED OUT]

Waved Out

今、僕が個人的にはまってる音楽は、ハードコアやメタルやヘヴィーロックで、メロディアスな歌モノとか、打ち込みを駆使したクラブ・ミュージックとか、テクノやドラムンベースにはそんなに興味が無い。だから自分でそういう音楽を買うことも、もうここ半年ほど無い。このアーティストの作品は人から貰ったモノなんだけど、GUIDED BY VOICEというバンドのメンバーのソロらしい。何気なく聴いてみたら何とも奇妙でいい感じだった。短い曲が多くて、そこも気に入った理由の一つなんだけど、良いメロディが簡潔に歌われてて、無駄なモノが一切無い。核になる部分をドサッと投げ出してるみたいで美しい。一つのトラックで二曲歌ってる曲が入ってるんだけど衝撃的に良かった。僕にとっては名作。

(1998年 12月)
posted by zoetron at 23:56| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NAZARETH [HAIR OF THE DOG]

Hair of the Dog

ナザレスは大好きなバンド。ロジャー・グローヴァーがプロデュースした作品“loud'n'prud”は名作で何度も聴いた。この作品はタイトル曲をガンズがカバーしていた。このアルバムはそれまでのガレージな雰囲気から、よりハードロックな感じになっていて、洗練されつつも、彼等ならではの押しの強さがあってかっこいい。またジャケットが大袈裟で良いんだよね。

(1998年 12月)
posted by zoetron at 23:54| ROCK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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